ノンエー石鹸は弱アルカリ性で危険?

ノンエーは弱アルカリ性だけど、問題ないの?と疑問を持つ方に、こことではノンエーの安全性について紹介していきます。

弱酸性と弱アルカリ性の違い

全ての水溶液は酸性、中性、アルカリ性のいずれかの性質を持ちます。
お酢のようにすっぱい味がするものは酸性、重曹を溶かした水のように苦いものはアルカリ性です。
酸性やアルカリ性の強さを測る尺度にはpH(ピーエッチ)を使います。
pH3以上pH6未満のものは弱酸性、pH8より大きくpH11以下のものは弱アルカリ性になります。
肌は弱酸性で、酸性に寄ることで肌に雑菌が繁殖するのを防いでいます。

ノンエーが弱アルカリ性の理由

ヒアルロン酸ナトリウムが入っているから弱アルカリ性

水酸化ナトリウム水溶液がナトリウムの作用により強いアルカリ性となるように、ヒアルロン酸ナトリウムもナトリウムの作用で弱いアルカリ性を示します。
ノンエーには強い酸性の成分が含まれていないため、全体として弱アルカリ性となります。

皮脂汚れを落とすため

皮脂は弱酸性の物質です。
弱アルカリ性のノンエーを使って洗顔することで皮膚に付着する皮脂汚れが中和され柔らかくなり、肌から剥がれやすい状態に変化します。
界面活性剤入りの弱酸性石鹸よりも洗い上がりがスッキリするのはこのためです。
また弱酸性の肌がアルカリ性で中和されることでスキンケア用品に含まれる美容成分が浸透しやすくなるメリットもあります。

界面活性剤を落とすため

一般的な石鹸は界面活性剤が含まれています。
弱酸性の石鹸の持つ洗浄力の基盤はこの界面活性剤です。
石油から作り出したものや化学的に生成された合成界面活性剤に比べれば肌に与える悪影響は小さいかもしれません。
しかし肌に付着し残ります。
洗った後も肌に界面活性剤が残らないのはアルカリ性の石鹸のみです。
アルカリ性の石鹸は洗浄力を界面活性剤に依存していないのです。
代わりに脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムが主な洗浄成分になります。
石鹸の泡を落とすために水ですすぐことでアルカリ性の性質が消えますが、これと一緒に界面活性剤もその性質を失います。
つまり界面活性剤では無い物質に変化します。
そのため肌が界面活性剤の影響を受けることが無いので角質の健康が阻害されることが無く、皮膚のターンオーバーも正常に保たれ、美しい肌が生まれてきます。

弱酸性の石鹸に含まれる界面活性剤も水に触れると界面を失いますし、大部分は顔をすすぐ際に流れてしまいます。
しかし、界面活性剤の性質上どうしても一部は皮膚に残ります。
皮膚に残る油成分と結びつくのです。
その後に皮膚の油脂膜を剥がすこともあります。
これでは肌の保湿力に傷を付けてしまいます。
界面活性剤を残さないアルカリ石鹸は、こういったリスクがありません。

弱アルカリ性は大丈夫?

弱酸性の肌に弱アルカリ性の石鹸を使うと肌が刺激を受けます。
弱酸性石鹸に比べて弱アルカリ性石鹸は刺激が強いと言われるのはこのためです。
事実、炎症などが起きやすい敏感肌の方は弱アルカリ性石鹸を使用するのを控えた方がいい場合もあります。
しかし影響があると思われるのは敏感肌の方で、ピリピリと軽い刺激があるだけの方が大半です。
弱アルカリ性石鹸で洗った後に酸性の化粧水を使って肌の機能を素早く回復させるスキンケアも確立されています。
そして弱アルカリ性石鹸には界面活性剤を肌に残さない利点があります。
これは長期的に見れば肌に負担の軽い選択となりえます。

まとめ

ノンエーは石鹸の中では少数派の弱アルカリ石鹸ですが、皮脂に対する洗浄力と皮膚のターンオーバーを狂わす界面活性剤を皮膚に残さないという大きなメリットを持っています。
弱アルカリ性の影響があるか気にかかるでしょうが、化粧品やスキンケア用品全般に言えることですが、自分に合うか否かは試して見ないと分かりません。
他の石鹸では得られない魅力的な効果を持ったノンエーですから一度試してみるのをオススメします。